池袋に卓球台のある公園があるという。
名前は南池袋公園、豊島区のサイトを見てもキレイな公園であることはわかるのだけど卓球台に関する記述は見当たらない。28年4月、最近リニューアルされた新しい公園のようなのでまだ情報が少ないのだろう。卓球ができるなら久しぶりにやってみたい。ちょうど運動不足が気になっていたところでもあるし、実際に行って遊んでみた。
〇駅から近いぞ南池袋公園
ここがその南池袋公園だ。治安維持のためか金網で囲まれている、ここの開放時間は午後十時までなので夜中に酔っ払いや不良などが騒いだり寝泊りしないためだろう。
根が田舎者なので「都会だな~」と感心する。故郷北海道の公園は野山と公園の境目がなかった。
東口から徒歩5分の距離に位置しているので、入り口から池袋駅が見えるくらいには近い。
駅以外にはびっくりドンキーも見える。公園で遊んだあとはびっくりドンキーに行くといいと思う。ハンバーグがおいしいから。
〇都会的でオシャレ、そしてちょっといかがわしい
広々と広がる芝生と、奥に見えるのがカフェレストランだ。カフェとレストランの合いの子なのでカフェレストラン。類似のものにウナギイヌがある。
どう撮ってもラブホテルがフレームに収まるのが池袋のすごいところ。この写真にも2軒のラブホテルが写っている。もしかしたらもっと写っているかもしれない。
〇遊具コーナー
芝生は土日しか解放されていないらしく、私が訪れたのは平日だったためなかには入れなかった。芝生に寝転がればきっと気持ちよかっただろうが、この日は雨だったのでどちらにせよ関係ない。
写真奥の白い部分、うまく走り抜ければSASUKEのようで楽しそうなのだけど、濡れて滑るので怖くてやめた。子供のころだったら絶対に挑戦してケガをしていたと思う。
雨のせいか公園内に人はほぼおらず、どこかへの近道なのか通り抜けていく人を見かけたのとカフェを利用する人がいるくらいだ。
誰もいないのをいいことに遊具で遊んでみた。おしりがじっとりと濡れてしまったが気にしない。
「無理があるな」と思ったとおり、降りた後に12歳までと書かれていたことに気付く。申し訳ない。おしりがじっとりと濡れているうえにルールも守れない大人になってしまった。
〇変わった形の卓球台
目的の卓球台もきちんと存在した。ヒョウタンのような奇妙な形をしている。ネットは金属製でなるほどこれなら屋外に設置しても傷みにくい。
競技用のものとはかけ離れた形状だが、そもそも風の影響をうけやすい卓球を屋外で遊ぶ時点で練習にはならない。レジャー用ならこれで十分である。
雨のため水浸し。おかげで他の利用者がいなかったが、天気のいい日は近所の高校生などが遊んでいるとの噂を聞いた。
カラーギャングが卓球に興じる風景も池袋なら見られるかもしれない。もしこの公園ができるのが十何年か前だったら窪塚洋介や長瀬智也がここで卓球をするシーンがあってもおかしくない。池袋サウスパーク。
タオルなどの拭くものを持っていなかったので手で必死に水をかきだす。春が近づいてきたとはいえ、3月でしかも屋外だ。凍えそうになるが我慢する。
池袋駅前にある100円ショップで卓球のラケットとピンポン玉を買ってきていたので、レッツ プレイ ピンポン! 「ピンポン」より「P2」が好き。「ぷーやん」はそうでもない。
頑張って水をかきだしたものの手では限界があった。水たまりにボールが当たると不自然な軌道を描くので簡単に魔球が打てる。
100円のラケットはほぼただの木の板なので、回転をかけたりスマッシュを打ったりはできないが、ポンポンと温泉卓球くらいのゆるさであれば十分楽しめる。ラケット2本とピンポン玉で合計324円。台の使用は無料。ラウンドワンに行くよりいいかもしれない。
一時間ほど遊んだらピンポン玉が割れてしまった。(公園を紹介する記事のなかでも実際に遊んだのは自分だけじゃないかとひそかに思っているがどうでしょう)
卓球の道具と一緒にバドミントンのセットも買ってきたのでついでにバドミントンもしてから帰った。これもラケット2本とシャトルで324円だ。激安レジャーとしてオススメです。
〇おしゃれカフェもある
公園の一角にはおしゃれなカフェもある。写真だけ撮ってそれ以上は近づかなかったのでわからないが、ピザとか食べられるみたいなので、オシャレなピザが食べたい人は行けばいいと思う。
カフェのすぐ後ろにあるライトアップされた建物、これもよくみたらラブホテルだった。さすが池袋。
おしまい。
これも注意書きに12歳までとあったので、乗らずに回しておいた。絶対に楽しいと思うので小学生以下の読者はすぐに池袋へGO!

能登 たわし

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