ハッシュタグ、使いこなせてますか?

その昔、こんなツイートがあった。

NHK国際部による、「#ロシアだけでなくアメリカにも多くの殺人者がいる」という強烈なハッシュタグ。私は「どんなハッシュタグだよ」の気持ちを抑えることができず、当サイトで取り上げたことがある。

 

私は、社会に参画している様子を演出したいので、ツイッターを活用し、各報道機関(マスコミ)のアカウントのツイートをしっかりウォッチしているのだが、最近、つくづく思うことがある。

 

マスコミの人たち、ハッシュタグがへたくそすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!

失礼。ヒートアップしてしまった。

しかし、思うのだ。

 

マスコミの人たち、ハッシュタグがへたくそすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

インターネットにおいて、マスコミ各社への風当たりはとてつもなく強い。トランプ大統領の登場に伴い、「フェイクニュース」という言葉もすっかり市民権を得た。

マスコミ各社は、その姿勢や報道内容の中立性に疑義を投げかけられることも少なくない。しかし、そんなことは今回は問題にしない。言いたいことはただひとつだけだ。

 

マスコミの人たち、ハッシュタグがへたくそすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

というわけで私は、マスコミ各社による、なんだかおかしなハッシュタグを収集することにした。私は彼らを愛着を持って「ハッシュタグへたくそ芸人」と呼んでいる。本当に愛着を持っている。本当だ。愛着を持っていなかったらもっとすごい呼び名だ。ここでは書けないようなアレだ。

持とう、愛着。

本稿ではその芸人たちによるハッシュタグを4パターンに分類し、皆様に紹介していく。なお、ニュースの内容については全く関知しないのでご了承いただきたい。

 

・そもそもハッシュタグが成立していないパターン

もっともクラシカルな失敗がこのパターンである。どうすればハッシュタグとして成立するのかがわからないまま、無理にハッシュタグを使用するとこうなりがちだ。

まずはツイッターのヘルプセンターを紹介しておこう。ここを見ればハッシュタグの使い方や注意点がそれなりにわかる。

……と言っても、どうせ皆様のことだから、わざわざ確認はしないだろう。どうせ皆様のことだから。簡単に説明しておくが、まず本文のあとにスペースを入力し、「#ひざかけちゃーはん2」のように書き、その後ろにもさらにスペースを入力すると、青い文字のハッシュタグとなる。このハッシュタグを付けておくことにより、ツイートが検索されやすくなるのだ。ハッシュタグを検索すれば、同じ話題について語っているツイートを見つけることが容易になる。

ちなみに以前は英数字のみハッシュタグにできたが、ツイッターのアップデートにより日本語も使用可能になったのである。

さて、それでは、ハッシュタグを成立させられなかったパターンのツイートの実例を見ていこう。

おわかりだろうか。#(ハッシュ)の前にスペースを入れていないので、「パナソニック」「インド」の語がハッシュタグになっていないのである。それぞれの語の後ろにはしっかりとスペースが入力されているのだが、後ろだけではハッシュタグにはならない。人生は甘くないのだ。

ツイートの冒頭だけハッシュタグが成立しているが、「銀行員」「津田倫男氏」が失敗している。これも#の前にスペースを入力しなかったのが原因だ。冒頭だけは例外的に、前のスペースが不要になることがわかる。実例を分析し、皆様もハッシュタグ博士になろう。

この失敗の仕方には恐怖を感じた。ふたつの#でくくるなどという動作は、見たことがない。前衛的すぎる。何をお手本にしたらこうなるのだ。こわい。

 

・余計な文字までハッシュタグにするパターン

区切るべきところにスペースを入れ忘れた結果生まれるのがこの失敗だ。妙に間延びした、不思議なハッシュタグが成立する。

選手名だけハッシュタグにしたかったはずなのに、その後の文章(ここでは順位)まで含まれてしまっている。ハッシュタグそのものとしては成立しているのだが、余計な文字が少しでも入ってしまうことにより、「ただハッシュタグという様式になっているだけで、検索が便利になるとかそういう効果はない」という存在になってしまっている。

「#浅田真央さんが14年」、「#ソチ五輪で演じたフリーこそが」。そのふたつは大胆に失敗しているのに、「#宇野昌磨」と「#銀メダル」は成功している。クオリティーが不安定だ。

こちらは非常に惜しいパターン。「#金メダルの」になってしまっている。1文字でも余計に入ると、ハッシュタグとしては失敗となる。「#金メダル」での検索ならたくさんのツイートを見つけられるが、「#金メダルの」になった途端、無意味だ。

余談だが、「#平昌五輪」「#平昌オリンピック」「#ピョンチャンオリンピック」などの表記揺れはすべて別のハッシュタグとして扱われる。そこは同じものとして扱ってくれないのに、「爆音」と「爆発音」は同じ語として扱うなど、ツイッターの検索機能はアホだ。

 

・途切れちゃったパターン

ハッシュタグとして使える文字には制約があり、一部の記号は使うことができない。それを知らずにハッシュタグにしようとしてしまったパターンだ。

こちらは&を使用することができないのを知らなかったせいで生まれた悲劇だ。1文字のみのハッシュタグになってしまっている。下ネタはやめていただきたい。

スペースは使えるわけがない。ハッシュタグと地の文を区切るためのスペースなのだから。

使える記号と使えない記号の区別はとても難しく、例えば「・(中黒、中点)」は使用できる。これはハッシュタグへたくそ芸人でなくとも難解である。記号が入る単語は無理にハッシュタグにしないのが吉だ。スペースが入っている単語を表現したいのであれば「_(アンダースコア、アンダーバー、アンダーライン)」が使えるが、それを使うとややこしさに拍車が掛かりがちで、表記揺れによる検索性の低下が起こりがちだ。

 

・なぜそれをタグにした? なパターン

これが最も不可解といえるかもしれない。ハッシュタグの作り方自体は成功しているのに、そのハッシュタグが「なぜこんなものを……」と言いたくなるようなものなのだ。人は、なぜ……。

冒頭に紹介した、「#ロシアだけでなくアメリカにも多くの殺人者がいる」もこのパターンだ。なぜそんなタグを作ってしまったのだろうか。謎のハッシュタグ量産SNSとしてお馴染みInstagramのやりすぎだろうか。人は、なぜ……。

「#けがが思ったよりひどく」、「#漫画の主人公にしてはできすぎ」。当然ながら、このタグを検索しても、他に使用例はない。ハッシュタグにする必要性や意味が全くないものだ。「青い文字だし目立つぞ〜」程度の気持ちで作られた可能性も否定できない。

「#勝たなきゃ意味ない」が付いたツイートは他に3件ほど存在した。確かに、ありそうと言えばありそうだ。が、「#これからの人生でずっとつきまとう結果なので」は当然存在しなかった。するわけないだろう、そんなもの。

「#心身ともにつらい」。わかる。心身ともにつらいよね〜〜〜。

 

 

今回は以上となる。

マスコミの人たち、ハッシュタグがへたくそすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!

皆様も、ハッシュタグを作るときは慎重に。

 

マスコミの人たち、ハッシュタグがへたくそすぎる!!!!!!


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