あなたは「冷マ」を知っていますか?
はじめまして、真崎真幸と申します。
皆さんは「冷マ」をご存知でしょうか?たま~にポストへ投函されているアレです。
私アレ好きなんですよ。なぜか集めています。
紙のチラシ?いいえ「冷マ」です。その証拠に手に取る時、引っ付いて若干取りにくいです。
じゃん!冷マ。RE☆I☆MA☆!!
マグネット付販促チラシ。主な広告主は水道修理会社です。水回りにペタっと貼ると水仕事中に視界に入って広告効果はバツグンなんです。この広告、特に名称がなかったので漫画家みうらじゅんさんが”冷蔵庫に貼るマグネット、略して「冷マ」”と命名しました。
冷マを見にきました。 #みうらじゅんフェス pic.twitter.com/9fZ8XCwAVe
— ikako (@ikakoikako) March 24, 2018
みうらじゅんさんは日本一の「冷マ」コレクター。先日開催した「みうらじゅんフェス」でびっしりと冷マが貼られた冷蔵庫を展示したり、オリジナル冷マを販売したりして盛況だったようです。見たかったなー!
ポストから持ち帰った「冷マ」はこんな感じに冷蔵庫に貼るのではないでしょうか?
マグネットなんだからと素直に冷蔵庫に貼る人。いやいや、必要ないからとすぐにゴミ箱に捨てる人。ほんと人それぞれだと思います。(ちなみに顔のマグネットはタイの神様ハヌマーン)
私は玄関のドアに貼っています。
冷蔵庫に貼りたいのですが、筆者の所有する冷蔵庫は正面にマグネットが貼れない仕様なんです。冷蔵庫の側面だと貼れるのですが、貼るなら冷マの存在感を活かしたい。試行錯誤の結果、玄関のドアに貼ることで落ち着きました。(ちなみに真ん中のマグネットは大阪新世界の神様ビリケン)
宅配が来た時にはこんな光景が配達員を出迎えます。カラフルで良いですね。
一瞬ギョッとする人、見て見ぬフリをする人、さまざまですが、リアクションを楽しんでいる自分がいます。先日来たヤクルトレディーさんには好評でした。
この様に冷マをいそいそと集めていると、いくつか気付く事があります。
所有している冷マをざっくりとサイズで分類してみましょう。
数えたら35枚あった。圧倒的に多いサイズは90mm×60mm。約4割になる13枚。これが冷マのスタンダードサイズなんだろう。次に90mm×70mmが続く。他にロングサイズや証明写真サイズもあります。
冷マのイメージキャラといえば、この2人が2大巨頭。
柴田理恵さんと松村邦洋さん。大体の冷マに出演されてます。
投函された新しい冷マを確認する度に「お、今回も柴田さんだな。」と安心します。
これが急にマツコデラックスになったらビックリするな。それはそれで欲しいのでどこかの水道屋さんオファーお願いします。
松下由樹さんも見かける。上田悠介さんはよく知りません。
ググってみたら舞台役者さんのようですね。
所属事務所「ツインテール」に目が行く。
クラシアンの森末慎二さんも健在です。
おのののかさん?ではないようだ。誰。
芸能人じゃないキャラ物。LINEスタンプで見かけた様なヤツがいるな・・・
キティ先輩。今日もコラボお疲れ様です!
どんな仕事もこなすキティ先輩ほんと尊敬します。
冷マはすごいよ。
ポケットティッシュだと紙がなくなれば捨てられて終わり。ただのチラシだと見向きもされずゴミ箱へ葬られることも多い。しかし冷マは違う。
重厚でカラフル、人はマグネットを見るとどこかに貼りたくなる衝動が芽生え、いつの間にか自宅の冷蔵庫で鎮座しているのだ。それも1枚ではなく数枚、時間をかけて増殖する。人の日常へスッと近寄る広告だ。もう1度言う。冷マはすごいよ。
だからと言ってお金を払って収集はしていません。自宅ポストに投函されている物や、知人宅にある冷マを頼んで譲ってもらう程度。それ以外の入手活動は特にはしてません。あ、家から出ました。
コアなコレクターはネットオークションも利用して集めるらしいです。一度メルカリを覗いたら結構出品されていて私も買いたくなりました。その時はなぜか冷マじゃなくて「シャクレルプラネット」を購入したけど。
平成最後の夏、暑すぎるでしょ。
こんだけ暑いと風を求めて室外機に近付いてみますが、ぬる~い風で微妙。
そんな事する前から分かってるのに結局やってしまう。「ああ、やっぱりぬるいな。」と言いながら。
「ああ、やっぱりぬるいな。」
分かってたけどね。私はよくサウナへ行くんですが、水風呂に浸かる前に「冷たいんだろうな。」と思いながら入ると思ったよりぬるい時があります。こんな予想外の事例もあるのです。まあ、室外機が涼しかった事例は皆無ですが。
私がたまたま冷マだっただけで、世の中には色んなコレクターがいる。
それこそ昭和のはじめから「硬貨収集」「切手収集」「牛乳ビンの蓋収集」など存在していたし、最近だと「ステッカー収集」「ミニカー収集」、「御朱印集め」もコレクターに分類される。変わったところだと「弁当の魚型醤油さし収集」「テイクアウト用コーヒーカップ収集」なんかもあったりする。
ひとつだと何てことない物が複数集まると、なんだか趣のある物に変わる。いま使って思ったけど「趣がある」って言葉いいな。これから多用しよう。
そもそも男ってやつは「収集癖」があるのかもしれない。
ハムスターの語源はドイツ語の「ハムステルン=溜めこむ・貯蔵する」が由来とされている。ある意味コレクターはハムスターの一種として扱っていいのではないでしょうか。そして可愛がって欲しい。社会という名のゲージから脱走したい。そんなしょうもない事を考えながら歩いてます。今日は暑いんで許して下さい。
ついでに夕飯の食材を買って帰ります。
おしまい。
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