いつもは昼間に行くスポットに夜に行ってみる。ちょっと違う景色が見れるかもしれない。

 

第五回 阿佐ヶ谷パールセンター商店街

日曜日の午後10時半過ぎ、普段は賑わいを見せる阿佐ヶ谷パールセンターも昼とは違った顔を持っていた。ほとんど全ての店が閉まっている。そんな状態でもいくつかの人影があるのはさすが都会というべきか。

阿佐ヶ谷パールセンター商店街。七夕祭りでは巨大なハリボテが飾られることで有名だ。オードリーの春日もこのあたりに住んでいるのでバラエティのロケなんかでもたまに見る風景である。

 

アーケードの入り口の傘は夜に見た方が綺麗かもしれない。

昼はかなり混雑しているので立ち止まって見上げるのもはばかられるが、夜だとガールズバーの客引きのおじさんが2人いるだけで閑散としている。話しかけられるかな、と身構えたのだけど、商店街の天井を一生懸命撮っているやつに警戒したのか近づいてこなかった。

 

マッサージ屋の看板があったので撮りたかったのだけど、看板のすぐ横に客引きのおじさんがぴったり張り付いていて、どうしても勇気がでなかった。ここでにこやかに「看板撮ってるんス! ウィッス!」とこなせる男になりたい。どうすればなれるだろう。妖怪ウォッチとかやればいいのかな。

 

「かに祭」ものすごく魅力的なのぼりがあった。

ただシャッターが閉まっているのでその全貌はわからない。

 

A-1じゃなくてあ-1なのがとてもいい。このビルだけまだ戦時中なのかもしれない。

 

「温玉ぶっかけ半額!」と魅力的な文字が躍っているがここも閉まっていた。はなまるうどんって24時間営業のイメージがあったから意外。ハム太郎がカニ食ってるの見たときくらい意外だった。

 

麺のことを「原麺」と表記するらしい。意外。

 

 

宝くじ売り場の注意書きがめちゃくちゃ丁寧だった。申し上げます。こんなのは「ゴミを捨てるな」くらいのトーンでいいんじゃないか。

 

一度商店街からそれて一本脇の道を歩いてみる。

 

ん?

 

なんだ、サンドラックか。

 

ん?

 

なんだ、よいまちの子供か。

 

明治牛乳・バターのポストがかわいい。

 

そんで「よいまちを子供に」ってなんなんだろ。

 

 

おっ、めちゃめちゃ初心者の掃除機。

 

避難通路を通って再び商店街へ戻る。

 

 

マリオワールドなら隠しステージに行けるやつじゃん。

 

 

阿佐ヶ谷のブックオフは店構えがかっこいい。閉店まであと10分だったけど、まだギリギリ営業していた。

 

 

もんでくじゃん。

 

 

ザ・セール。

 

 

なんだ阿佐ヶ谷。最高にセンスのいい名前のお店ばっかりじゃないの。

 

 

とんでもなくかっこいいバイクもあった。吉祥寺よりオシャレかも。

 

 

問題なのは腰じゃなくて足じゃない?

 

 

さっきの宝くじ売り場もこれくらいフランクでよかったと思うよ。

 

 

あら、やっぱりお上品。

 

 

商店街は明るいけど、一本脇の道見ると真っ暗闇でかなり怖い。

 

 

おっ、いらすとや。

 

 

再び商店街から出て外の道へ。

 

貼り紙があったことだけがわかる貼り紙ではない何か。

 

 

チケット屋はどこも貼り紙の勢いがすごい。

 

 

のなかでも気になったんだけど、どういう人が来るの?

 

 

俺の心が汚いだけかもしれませんが、めちゃめちゃエロいないですか?

 

 

 

 

めちゃめちゃエロくないですか?

 

 

 

 

駅前はイルミネーションが綺麗でした。

 

 

おわり。

 


【夜に行く】

第一回 谷中のヒマラヤ杉

第二回 上野恩賜公園

第三回 谷中銀座商店街

第四回 谷中霊園


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能登 たわし

能登 たわし

ローストビーフ丼って見た目ほどおいしくない。