「いらすとや」が使われている風景を収集するコーナー。2018年3月分の報告です。

 

【これまでの報告】

1月号 2月号


 

今回まず紹介するのは投稿していただいたものから。

撮影:ナポリ さん

コメント:すぐ「いらすとや」だとわかりました。地域の生活情報誌に載っていました。

 

投稿ありがとうございます!

「すぐ「いらすとや」だとわかりました。」というコメントがとても嬉しい。こうして記事を読んだ人がいちいちいらすとやの存在を気にするようになり、どんどん浸食されていくことに何物にも代えがたい喜びを感じる春。

 

 

……これは、いらすとや?

町を歩いていて、掲示板やお店の前にあるPOPなど、いらすとやのありそうなところはチェックしていると、視界の隅に「いらすとやかな」というものが飛び込んでくるときがある。

うえの写真もそうだ。「いらすとやか!」と思って近づいてみるも、どうも様子が違う。あの特徴的な線や塗りではないのだ。

 

「でもな~、なんか見たことある気がするんだよね~」と一応写真を撮り、後日いらすとやのサイトから似たような素材がなかったか探してみる。

 


関節痛のイラスト(肩)

あった。

以前にもあった、トレースタイプだ。しかしこれはまたかなり大胆に変えてしまっている。というかほぼ構図しか残っていない。

こんな使い方が横行しているのなら、目に入っているけど見逃しているいらすとやがまだたくさんあるのかもしれない。

 

今度は通常のパターンだ。ちょっとした間違い探しのような気持ちで、この写真のどこにいらすとやが含まれているか考えてみてほしい。答えは次の写真で。

 

 

これまで記事を読んでいただいているあなたになら、すぐ見つけられたと思う。履歴書に書けない能力をどんどん伸ばして転職のときに頭を抱えてほしい。

 

 

新宿区にある不動産屋が掲示していた。ヤクザのいらすとなのだけど、それより隣の妙に顔のでかい変な素材のほうが気になってしまう。

「怖くないよ安心だよ」という内容の掲示物だったが、公道に看板を勝手に置くのはアウトなので、確かにそんなに法令順守の精神がないみたい。

 

 

【あそぼうよ】→【ころんだ】

 

 

驚きすぎてムンクの「叫び」みたいになっている。

ちなみにこれはエイプリルフールに驚く女性なので、食物繊維が豊富なのも嘘かもしれません。

 

 

 

来てる……来てるぞ、波が来ている!

ここ最近で一番「おっ」と思ったのがこれだ。

わかるだろうか。薬局の店頭に貼られていたのだけど、これまでに見つけたどんなものにもなかった特徴がある。

 

 

デザインだ。

ただ素材を貼るだけではなくて、きちんと構図を考えて効果的に使われている。

これまではただ貼り付けただけのものが多かった。場合によっては縦横比がめちゃくちゃだったり、透過失敗しておかしなことになっていたりしたのだ。デザインのできる人までもがいらすとやを使い始めた。これはニュースだ。

 

 

新宿区の100円ショップで発見。絵やぬいぐるみにマスクを被せるのはインフルエンザや花粉症の時期によく目にするが、いらすとやバージョンは初めて見た。これもデザインかもしれない。

 


【投稿募集】

どこかでいらすとやが使われている光景を目にした場合、写真を撮って送ってください!

添付画像1(必須)最大4MB jpg png gif

添付画像2(任意)

添付画像3(任意)

もしくは下記メールアドレスの件名に「まちなかいらすとや」本文に「掲載可能なお名前」「SNSアカウント(紹介を希望する場合)」「コメントなど(あれば)」を記入してお送りください。

friedrice.fool@gmail.com

※写真はご自身が撮影したものに限ります。

ご投稿お待ちしております。よろしくお願いします。


 

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能登 たわし

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